2014/11/28
テストサーバーでは28日(金)、UIシステムのアップデートと、サンダルウッドワンド、エボニーワンドのダメージ上方アップデートが適用された。
各村の商店の販売UIが新しく変更され、各種類別にタブが追加され、スクロールを下げなくても簡単に目的の種類のアイテムを購入できるようになった。
また、4種類のフィルターによる、アイテムの並べ替え機能が含まれた。

メイアー[雑貨屋] / チェイプ[いたずらっ子] / 地竜の伝令[テレポーター]
全体 / ポーション / スクロール / その他
整列しない:整列しない / アイテムの名前順 / 価格高い順 / 価格低い順
システムアップデートでは、アインハザードの祝福充当時に700%を超える場合、ドラゴンの宝石類アイテムが使用できないように変更さた。
つまり、アインハザードの祝福指数601%の場合にドラゴンのダイヤモンド(100%)を使用すると、(使えないように)「使用不可」のメッセージが出る。
また、効果が別の「ブルーポーション」アイテムの名称は、今後、「ブルーポーション(じょじょに回復)類」と「瞬間マナ回復ポーション(すぐに回復)類」に分けて表記される。
加えてテストサーバーでは、現在、新サーバーで飽和状態になっているインスタンスダンジョン(ハーディン/オリム)の入場ポータル利用関連で、「象牙の塔の秘密研究室」でランダムテレポートできるように変更された。
− PvPアイテム、サンダルウッドワンドとエボニーワンド
サンダルウッドワンドとエボニーワンドのダメージが、全体的に上方パッチされた。
また、「サンダルウッドワンド」では、アイテム使用時のエフェクトが「コールライトニング」に変更された。
これらのアイテムは、ほとんどがPvP時に使用される。
最近では、ダウンエンチャント類として活用されている「イレースマジック」を「消す」役割として、利用される場合が多い。
「追う/追われる」状況で主に使用され、最終的に敵の移動を妨害して、キャラクターを「スリップとスタン」状態まで誘導する全過程に必須アイテムとなっている。
しかし、開放型のフィールドやダンジョン内部では、相手より速度が速いかモンスターに進路を妨害されないかぎり、追い越したり追いつくのは容易ではない。
移動速度はレベルごとに差があるが、先日移動速度がパッチされたイリュージョニストを含め、全てのクラスのレベル差に大きな幅が発生していない場合は、同じ状況だと見ることができる。
− サンダルウッドワンドーとエボニーワンド上方

サンダルウッドワンドとエボニーワンドはレベルに関係なく使用が可能なので、レベル差が大きくてもダメージを与えることができる。
1レベルのキャラクターを作成して、68レベルMR 88%のダークエルフを対象にサンダルウッドワンドを 10回使用した結果、平均 45.3のダメージを与えることができた。

[テストサーバー]
続いてエボニーワンドの場合、自分のMR 88%を保持したまま 10回使用した結果、平均 30.7のダメージを負い、MRを半分に下げて 10回使用した結果、平均 42.4のダメージを負った。
MRによって、より大きなダメージが累積される状況だと見られる。

[テストサーバー]
続いて、サンダルウッドワンドで自分のMR 154%を維持した場合(回数10回)、平均 37.6のダメージを負い、半分の水準である 88%の場合は平均 49.2のダメージを負った。
MRを半分に下げた結果では、平均 67のダメージを負った。
次いで、SP値とINTに関連して影響がないかの確認を続け、使用者のSP値が高かったりINTが高い場合でも、ダメージは大きく変わらない結果を確認した。
したがって、現在変わった魔法ワンド類は使用者の仕様には影響を受けず、相手の魔法防御によってダメージが変動するということが確認できた。
現在の本サーバーでのサンダルウッドワンド平均ダメージとテストサーバーのダメージを比較した結果、約2倍のダメージ上昇を見ることができる。
エボニーワンドの場合は、本サーバーでの個別テストは実施していなかったが、サンダルウッドワンドと同様のレベルに引き上げられたと推察される。

[本サーバー]
現在でも、サンダルウッドワンドとエボニーワンドの活用で持続してダメージが蓄積される場合、少しはポーションを消費する場面もあるが、ダメージは大きく脅威的ではなかった。
魔法ワンドのダメージ上向きにより、ポーションの使用量は以前より増えるものと見られる。
特に、HP回復時にキャラクターが後方に下がる状況では、近接キャラも連射により継続的に脅威を与えることができる。
また、サンダルウッドワンドとエボニーワンドの上方パッチは「イレースマジック」解除の最小限のペナルティ付与だとも見ることができ、
回復オプションを持っているアクセサリー類の性能も考慮しなければならない状況が出てきたと見ることができる。

魔法ワンドは、ダメージ上向きにより使い道がさらに増える見通しだ。
しかし、これらのアイテムは個人が数万個単位で確保しているだけに、簡単に獲得することができると認識されてきた。
以前のように獲得が円滑にできなくなり、重要なアイテムとして、変身ワンドのように取引アイテムとしての価値基準が明確でない状況になっている。
リネージュヘラオンライン-ヘラ(hera@Heraonline.net)
記事元:heraonline
http://heraonline.net/index.php?mid=LinReporterNews&search_target=nick_name&search_keyword=%ED%97%A4%EB%9D%BC&document_srl=156827
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