Roah@inven.co.kr)
2017/02/03
数日前にアップデートされたブラッディソウルの議論が、熱い。
ソウルの使用に「精霊の玉」が必要になり、これに対して何人かのユーザーが原状回復を要求したためだ。
これまでソウルが見せていた無限MP需給の効率が非常に優れていたため、一部では調整が必要なアップーデートだったという
主張も相次いだ。
一方、ヒール魔法の変化は「関係ない」。というのが、ウィザードの立場である。
ヒールの種類に応じて詠唱範囲(到達距離)が縮小した事や、マナ消費量が増加したり減少した点は、大きな問題ではないという。
むしろ、効率が良くなったと口を揃えて述べている。
実際に、今回のアップデートは、単なるクラスケアとしては見えにくい点が多い。
これまで、NCソフトはすべてのクラスのバランスを調節するときに、「クラスケア」というタイトルでアップーデートを進めてきた。
事実上、今回のアップデートは、オート(BOT)キャラクターを制限するためのアップデートと解釈すべきである。

▲ オートが最も多かったカーツ畑、ソウルとヒールの変化がもたらしたクリーン狩り場
NCソフトは昨年から、オートキャラクターを制限するためのクリーンアップデートを続けてきた。
狩り場にデスヒールを追加したり、範囲魔法モンスターを追加するなど、ユーザの基盤を取り戻すための努力を続けてきた。
オートを撲滅する根本的な解決策を用意してはいないが、アップデートが適用された狩り場はまだクリーンエリアで維持されている。
今回のアップデートも、フィールドを蚕食していた「オートエルフパーティー」を追い出すという成果を見せた。
もちろん、これらの成果は明らかに賞賛し続け補完する必要があるが、ユーザーが体験する不快感がちらほら増えているのも
事実である。
今回のように主力魔法が劇的に変わる場合は、なおさらそうである。
もう少し慎重に行ったららどうだろう、という物足りなさも残る。
現在は、ソウルとヒールの変化の議論がある程度落ちついた状態だ。
エルフユーザーもソウル効率の問題を認識していたので、受けいれる雰囲気に流れている。
しかし、一部のエルフユーザーの不満が、完全に沈静化したわけではない。
クラスケアではなく、単純なバランス調整に踏み切ったと議論を生み出したヒールとソウル、
その争点を探ってみる。
■ 用途に応じて使い分けされた「ヒール」の変化 − 自ヒールは下方、
対象/パーティーヒールは上方
ヒール(自ヒール):MP消耗量下方 − 回復上方 ー ディレイ下方
グレーターヒール(自ヒール):MP消耗下方 ー 回復上方
エクストラヒール(対象ヒール):MP消耗上方 ー 回復下方 ー ディレイ上方 ー 範囲下向き
フルヒール(対象ヒール):MP消耗上方 ー 回復下方 ー ディレイ上方
ヒルオール(パーティーヒール):MP消耗上方 ー 回復下方 ー ディレイ上方 ー 範囲下向き ー 磨石2個消耗
シンプルに回復量の差だけだったヒール魔法が、地ヒールと対象ヒール、パーティーヒールで性格が明確になった。
自分自身を癒すにはグレーターヒール、対象を治癒するにはフルヒール、パーティーメンバーを治癒するにはヒールオールを使用する。
このように区分をしてみると、自ヒールが下方されたのは正しい。
ディレイまで追加され、MP消耗を最小限に抑えるため、通常のヒールを繰り返し使用することが難しくなったためである。

▲ エクストラヒール(8セル)の範囲は、おおよそこの程度だ
逆に、対象ヒールやパーティーヒールは、上向きである。
詠唱範囲が減少された部分は戦闘で変数を作成する要素であることは明らかだが、距離だけ維持できれば
より迅速かつ大量のHP回復をサポートできるようになった。
主要な戦闘状況で最も重要な保持力の根幹となるのが、ウィザードのMPだ。
MP消耗量が減り、回復量は増え、保持力が良くなったのはもちろん、サポート能力までより良くなった。
もちろん、自分自身を癒す力は下向きが明らかである。
しかし、ウィザードには本人自らへのイミューンを通じてのダメージ減少効果とアブソという最高の保護膜があり、
大きな問題はない。
ヒールの変化は、ウィザードの立場からは残念ではない。
むしろ、PvPでは上方だと述べている。
何よりも、ヒール、エクストラヒールはオートの主力回復手段だったので、彼らの狩り保持力を減少させた効果はある。

▲ フルヒール、ヒールオールの範囲(10セル)、対角線範囲はより狭い
■ 精霊の玉1、「ブラッディソウル」の変化 ー 無限MP需給は調整されるべきだった
変更前:HP-63、MP+19
変更後:HP-25、MP+15 (精霊の玉+1消費)
上方前:HP-50、MP+15
ソウルで得るMPの量が、小幅減少した。
1年前に、ロールバックされたわけだ。
失われるHPも減少して、精霊の玉1個が必要になった。
精霊の玉1個。この部分が、一部のエルフたちが言う今回のアップデートの「問題」だ。
精霊の玉の相場は個あたり200アデナであるため、MP+15を回復するために、200アデナが消耗されるわけである。
事実、エルフを除けば、どんなクラスもMPを即座に回復する魔法や技術はない。
それなりの、エルフの特権である。
MPはそのクラスの能力を100%発揮するために必要な主要資源だからこそ、すべてのクラスがリンド加護やマジックドールなど
MP回復オプションをとても重要視する。
従って、長い間、ソウルに触媒が必要であると主張は着実に提起されてきた。
かなり長い間続いた、クラス間の主要な議論の題材であった。
ニュートラル/カオティック魔法を主力として使用するウィザードも主要なサポート/デバフ魔法には触媒が必要であり、
全体的にバランスの影響が大きい魔法には別のリスクや触媒体を追加する傾向だったので、ソウルに対する他のクラスの不満も
かなり大きかった。
そして、ソウルやはりいつかはバランスのために調整されるべき魔法だったため、今回断行されたものである。
無限にMPを回復してヒールで再度HPを回復してMPを受給する形のプレイスタイルは、「オート(BOT)キャラクター」運営の
根幹であった点も、その原因の一つだと思われる。

▲ 過去のフィールドとダンジョンを占領していたオートエルフパーティー。これからもずっと安全保障
■ ソウルは調整されるべきだった魔法だが、より慎重にアプローチすべき
ソウルのアップーデートの効果で、フィールドを蚕食していたほぼすべてのオートエルフパーティーが姿を消した。
これに対する効能は、ユーザー達も十分に認識している。
また、議論がある程度終わった現時点では、妥当なアップデートという主張に重きが集まっている。
不快感を話しているエルフたちの主張を、オートキャラクターだという人もいるほどだ。
実際には、一部のエルフたちの立場では、物足りなさや不満があるのもしかたがない。
重要な魔法という点を考慮して、より慎重にアプローチすべきだった。
ゲームをする一部エルフたちの反発は、予想されたはずだ。
ポンプソウル後にトリプルアロー乱射というプレイスタイルを誘導したのも開発会社の意図なのだから、
ソウルに依存する形を補完する解決策、あるいは改善の方向を示し得たはずだった。
奪ったものがある場合、与えるものがなければならないと思う。
さらに、今回のアップデートは、定期的に進されていた「クラスケア」ではない、単純なバランス調整である。
最初にクラスケアという公式タイトルで行って、ソウルの変化を甘受しなければならない不便さを少しでも軽減したり改善する
意志があることを示す形が理想的なのに、一部の反発がひどいだろうという点を見落としたことが残念である。
もし、ポンプソウルをする主な理由であるトリプルアローと様々な補助魔法のMP消耗量を小幅減少させるなどの改善が
一緒に行われた場合、ユーザーも納得したのか知れない。
いつかは進行されるべきだった調整であり、これにより、オートが目に見えて減ったという点は賞賛すべきである。
しかし、プロセスがスムーズでなく、追加の改善が必要なことも事実である。
だから、これまでよりも公式の「クラスケア」が必要な時点でもある。
また、オート撲滅のためにソウルの改編を急ぐように、継続的にオートを清算したクリーンアップーデートが着実に
つながらなければならない。

トリプルアロー: / 種類:操作 / 指向:Neutral / 消耗MP/HP:15/0 / 持続時間:瞬間
対象:術者から10セル内のPC NPC / 効果:瞬間的に早く3発の矢を発射します。
この魔法は、弓を装備してこそ使用できます。
トリプルアロー: / 種類:操作 / 指向:Neutral / 消耗MP/HP:15/0 / 持続時間:瞬間
対象:術者から10セル内のPC NPC / 効果:瞬間的に早く3発の矢を発射します。
この魔法は、弓を装備してこそ使用できます。
覚醒レベル:70 / 覚醒効果:遠距離打撃+2、追加覚醒後1レベル当たり遠距離打撃+1追加(73レベルまで)
▲ 過去に上方なりかけたトリプル、頻繁に使用することができない場合は、ダメージを増やすことも方法である
記事元:INVEN
http://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=171900&site=lineage
9898