李杜鉉、ジョンピルグォン、ガンスンジン記者(desk@inven.co.kr)

NCソフトが今日(29日)、ソウル駅三洞ラウムで、リネージュ20周年記念「ONLY ONE」カンファレンスを開催した。
この席でNCソフトは「リネージュリマスター」のバージョンを公開して、今後のアップデート計画を紹介した。
・日時:2018年11月29日(火) 午前10:00
・参加者:NCソフトキム・テクジン代表、イ・ソンクユニット長、シム・スンボCPD、ガン・ジョンス事業室長、
・ソ・ボムソク開発室長
・発表内容:「リネージュリマスター」公開と、今後のアップデート計画の概要
■ キム・テクジン代表挨拶- 「ときめく心で「リマスター」を公開する」

▲ NCソフト金沢辰代表
キム・テクジン代表は、「私たちが長い間夢見ていたことをやった。20年間で、最も大きな変化ではないかと思う。」
とし、「ただ、あまりにも大きな変化と、こうした変化をプレイヤーがどのように受け入れるか分からないが、
今、胸が踊っている。」と話を切り出した。
キム・テクジン代表は、リネージュを初めて起動したときの思い出を述べた。
「リネージュ」の最初のバージョンはあまりにも混乱しており、再作成したとし、
「私たちはプログラミング言語からシステムの構造まで再作成して、サービスを行った」と述べた。
「改善をしたら、プレイヤーが千人、二千人と増え始めた。」と述べ、
彼は、「ネットワークのチェックに苦労した記憶もあり、サーバーがダウンし、多くのプレイヤーたちから多くの
非難を受けたた記憶もある」とし、「その時から、私の名前はプレーヤーの間で悪口として呼ばれるということを
知った。」と笑って話した。
彼は、「家にも帰れず、サーバーの問題を一週間かけて解決したこともある。」
「サーバーがうまく動いているときは、私たちを褒めてはくれなかった。」
「みなさん、ゲームにいそがしかったからだろう。」「初期リネージュは、本当に劣悪な環境でのサービスだった。」とし、
「雨雪が降れば、サーバールームの床に水が沁みることもあった。」
「いつだったか、みぞれが降り、思わず会社に向かったことがある。」
「しかし、会社も家族も連絡をしないし、そんなことが次々と現れた。」
「こんな風にサービスした思い出もある。」と伝えた。
最後にキム・テクジン代表は、「私のリネージュの思い出はこうだ」とし、
「「当時」のプレイヤーが持っている思い出は何だろうか心配で、「リネージュリマスター」を公開する。」
と伝えて、挨拶の言葉を終えた。
動画リンク:https://youtu.be/Pb0bcrIhnmg
■ 「リネージュリマスター」公開

▲ イ・ソンクネージュUNIT長
「リネージュはグラフィックを報告するゲームではないのに、「リマスター」がむしろ感性を損なわないか?」
という問いに、イ・ソンクユニット長は、
「戦闘をよりダイナミックに見せするために」と答えた。
イ・ソンクユニット長は、「私たちがお見せしたいグラフィックがあっても、グラフィックの限界のため
見せることができなかった部分がある。」とし、改良されたグラフィックスが感性を損なわないと答えた。
グラフィックリマスターの更新

エヌ・シー(NC)はリネージュの戦闘をより洗練されダイナミックに体験できる環境を利用者に提供するため、
1920 X 1080ワイド解像度(フルHD級)にアップグレードする。
利用者は、従来に比べ4倍に増加した解像度と、2倍のフレームでゲームを楽しむことができる。
アップグレードされた解像度に合わせて、直観性と視認性を向上させた現代的なUI(User Interface)も一緒に披露する。
PSS(Play Support System)及びM-Player導入
動画リンク;https://youtu.be/F8XNgRIdIgQ
イ・ソンクユニット長はPSS導入の理由を、「ユーザーがPCを離れることができるために」と伝えた。
イ・ソンクユニット長は、「PSSは、これまでユーザーが言っていた「自動狩り」が正しい。」とし、
「過去のような、狩りと育成に完全に時間を注ぐのが難しい最近の状況を反映した。」と伝えた。
このことからリネージュは、PCでプレイするときはゲームに集中して、その時間以外は楽しさ中心のコンテンツに
没頭できるように、新しいシステムであるPSS(Play Support System)を導入する。
PSSには、NCソフトのAI技術が適用された。
プレイヤーはPSSを使用して、直接狩りをするのと同様のすべてのパターンを実装することができる。
狩り場移動、狩りセット、自動帰還、倉庫の整理など、合計35種類の機能を設定することができる。
一度設定された情報は保存とインポート機能でいつでも再利用することができ、プレイヤー間で共有も可能である。
M-Playerは、いつでもどこでもプレイ状態をリアルタイムで見ることができるモバイルビューアー
(Mobile Viewer)システムである。
モバイルビューアを使用して、プレイ中の利用者のキャラクターのHP / MP /経験値など、
キャラクターに関連する様々な情報を簡単に確認することができる。
ワールド包囲アップデート

イ・ソンクユニット長は、「攻城戦は、リネージュユーザーが最も愛した核心コンテンツだ。」と強調し、
「攻城戦の圧倒的でときめいた最初の外観のため、すべてのものを設計し直した」と伝えた。
攻城戦は、8つのサーバーが集まった「ワールド攻城戦」に変貌する。
「ワールド攻城戦」は、他のサーバーの血盟と勢力が集まる大規模集団戦闘である。
最大1,200人まで収容可能な広々とした戦場で、8つのサーバーの利用者が攻城戦を行うことができる。
また、戦場のロマンを実現させる「プライム」、「フォース」、「エタニティ」などの新規スキル
(Skill、技術)を、クラスごとに追加する。
アデナ報酬は、最大「36億アデナ」まで獲得できる。
9番目の新規クラス「剣士(フェンサー)」を追加

リネージュは「ウオリアー」以後4年ぶりに、新規クラス「剣士(フェンサー)」を追加する。
「剣士」は、「リネージュM」にもない「リネージュ」オリジナルクラスだ。
「剣士」は、ソードを主な武器として使用する。
リネージュのすべてのクラスの中で最も攻撃力が高く、高速に基づく決定打の技術を使用する。
特に、「イミュンツー」「アブソルートバリア」「カウンターバリアー」などの防御技術を無力化できるスキル
(Skill、技術)を保有しており、戦闘に新たなパラダイムを提示する見通しだ。
他にも、神話級武器である「アインハザードの閃光」と「グランカインの審判」を新たにリリースし、
既存のレアアイテムもリニューアルする計画だ。
真冥王の執行剣超え、新しい「神話級武器」


▲ 「真冥王の執行剣」以上の神話級武器
イ・ソンクユニット長は、「これまで最強の武器として君臨していた「真冥王の執行剣」以上の武器が
「リマスター」のアップデートと供に公開される。」と述べた。
新しい神話級武器は、「アインハザードの閃光」と「グランカインの審判」である。
二武器の詳細紹介は、今後公式ホームページを通じて公開される予定である。
■ 質疑応答

▲ 左から、NCソフト−ソ・ボムソク開発室長、シム・スンボ専務、イ・ソンクユニット長、
ガン・ジョンス事業室長
Q. 最近、新作のリリースを見ると、MMORPGジャンルの需要があることが証明された。
リネージュこそ、MMORPG市場を開いた主人公ではないか。今後、MMORPGジャンルの見通しを
どのように見ているのか。
= 新作発表するときも、同様の回答をいただいたようだ。
MMOはNCの利点であり、解けなかった答えが残ったジャンルだと思う。
MMOは、まだ十分に可能性がある。そして答えを続けており、かなりの部分を探している状態だ。
こうした部分については、マルチプラットフォームだけではなく、ジャンルの新しい姿を見せようと思う。
MMOの名家と呼ばれることには、まだ恥ずかしさが残っている。
この恥ずかしさが誇りになるように、継続発展していきたい。
Q. Mプレーヤーの場合、PCをオンしただけで可能だ。操作はどの程度まで可能だろうか。
= リネージュMを発表したとき、リネージュとの差別化要因をどのあたりに置くか質問を受けた。
こうしたシステムを導入しても、リネージュMの役割が移るとは考えていない。
リネージュMもリネージュも、固有の独自性を持つような開発を目指している。
Mプレイヤーは、ストリーミングを原則としている。さらには、別のゲームにも、このように行くことができる。
発売時点では、リネージュを基準にする予定だ。
簡単な操作なら、タッチを介して基本的にすることができる。
Q. 既存の、自動狩りで制裁を受けたアカウントはどうなるのか。
= 自動狩りが導入されるとしても、運営方針は変わらない。
利用規約で適用された内容に違反する場合は、今後も制裁する予定である。
自動狩を単純に回す回さないの問題ではなく、使用することで他のユーザーに被害を与える部分だからである。
このような運用ポリシーを、維持しようとしている。
PSSは、私たちがデバイスを制御できる。
私たちが認めていない他のプログラムは、今よりももっと強く規制して制裁する予定だ。
Q. 追加的に成長の恩恵を与えるプロモーションは、どのように進行する予定なのか。
= 様々なプロモーションやマーケティングを、事前登録と供に進行する予定だ。
成長プロモーションは、より破格的なものに会えるよう準備している。
そして、とても多くの新サーバーを用意している。
再び新たに始めることができる環境を、リマスターと供に準備しようと考えている。

Q. 今の10代や20代は、リネージュに対する認識が少ないのではないか。
新しい世代に、リネージュが持つ価値をどのように伝えたいたのか。
= とても難しい質問である。私たちはもちろん、会社として新たに挑戦しなければならない部分である。
しかし、私は現実的なスタイルである。
「リネージュをリマスターしても、さすがに10代と20代がリネージュをプレイするか?」と考えたりする。
そのため、新しいユーザーに合わせることは、今、リネージュをプレイしている人に対する背信だと思う。
もう少しスッキリすれば、参入障壁除去を通じた流入は可能だと思う。
しかし、方向は、現在の顧客とリネージュを愛した人々に合わせられている。
これらの人々のために、ゲームを作っていく予定である。
現在のリネージュは、制約が多い。
戦闘の新しいパラダイム、バトルコミュニティを発生させることができるシステムにフォーカシングをしたと
考えていただきたい。
Q. ギャンブルに関連して、リネージュが持っている政策が気になる。
= 過去のイベントにも、似たような答えをした。
私たちは、ランダムボックスという表現を使っている。
しかし、ランダムボックスは、基本的に得ることができるということが内在されている。
そして、ボーナスとして、いくつかのものが入っているのだ。
このようなことから、かなり多くの部分で悩んでいる。
しかし、確率のためのポイントは、リネージュが20年間持っている基本的な枠組みは、確率の固定である。
このような基本的な枠組みは、変化しないようにする。
それ以外の部分は、今悩んでいると見ていただきたい。
Q. リニューアル後、既存の攻城戦の立場がどのように変わるのか気になる。
= インターサーバーベースの、多数のサーバーが一つのサーバーに集まっ戦争をすることになる。
既存のローカル攻城は、一部維持する予定だ。
いくつかの変更はするべきだが、サーバーで最高になりたい人はいる。
ローカルとインターサーバーの功城戦を分離することで、開発中である。
補償支給方法も、多くの部分で改善される予定である。
過去より公正に、より多くの量の税金を得ることができるよう、準備している。
Q. 今後、作業場が乱入しないだろうか。そしてリマスター後にBMはどうなるのか
= 今回のPSSシステム後は、作業場は減ると考えている。
すべてのユーザが同じようにPCの前に座ってなくても、狩りが可能になるからである。
これ以外の不法プログラムは、ポリシーに合った制裁を行う予定である。
BMの場合、いろいろな懸念を送ってくださる方々がいる。
リネージュMのものなど、経験を導入するという話も出た。
変身カードのようなものが、代表的である。
しかし、リネージュの変身システムはリネージュMと異なっている。
リネージュMにはそこに合わせてBMがあり、リネージュにはリネージュに合ったBMがある。
したがって、リマスター後もリネージュに合ったBMが入る。
これは、約束を差し上げることができる部分である。
Q. 自動テレポート機能がある。これではフィールドPKが萎縮するのではないか?
= 映像でお見せしたのは、現在開発中のバージョンである。
実装時には、内容が変更される可能性がある。
おそらく、攻撃にあったときや、危機的状況にあったときに帰還する機能は維持になりそうだ。
しかし、その機能はPKに影響を与えないようだ。
現在リネージュでは、行動不能システムでテレポート不能にしている。
システムの追加後には、緊張を強いる狩り場とゆったりとした狩り場が区別される予定である。
リネージュは、帰還を思いのままにできるゲームではない。
むしろ、このような機能を通じて、フィールド常習者が活性化されると考えている。

Q. インターサーバー功城戦の補償が、大きい。経済に影響を与えないか。
インフレ比はされているかどうか、気になる。そして、神話アイテムの説明もお願いする。
= リネージュを20周年まで維持できたのは、価値補正と経済のバランスにあると考えている。
補償を増やしたことは、それだけ報酬を支給しても問題がないという自信でもある。
十分悩んで出てきたと、見てほしい。
神話装備は、ギルタスの剣として・・・象徴的な剣を作ったことがある。
執行剣はリネージュの最大ロマンでもあるが、設計よりも多く普及した面がある。
ユーザーに近付く新しいアイテムが必要だという考えから、神話アイテムを準備中だ。
詳細スペックは、ホームページで公開する予定である。
そして、時間が経って価値を失っていくアイテムの調整もあるだろう。
Q. FHD解像度は、今の時点で見たときは少し遅れた感がないか。やっと解像度の変更が行われる理由は、
気になる。そして、アップデートがすべて一度に行われ過ぎではないか。
= 今さらFHDでは遅いではないか、という意見をくださる方々がいる。
しかし、4Kと8Kにすると、UIやキャラクターがとても小さくなる。
UIやキャラクターなどを正確に把握するのは、難しいだろう。
2Dゲームには、似合わない解像度だと思う。
リネージュの感性を維持しながら作成するには、1080pが適切たと思う。
今日ご紹介した内容は、リマスター実装バージョンにほとんど入る予定である。
テストサーバーのフィードバックに応じて、週別で分けていく予定だ。
状況に応じて、ある程度のレベルには調整をしようと考えている。
Q. リネージュが、オンラインゲームの歴史を書いたのは否めない。
しかし、リネージュによって、ゲーム中毒入、現金取引、ランダムボックスなどの社会的な副作用も強化されたのが
事実ではないか。
20周年を迎えて、ゲームだけリマスターではなく、認識を変えようとする努力が必要ではないか。
これらの部分の悩みはなかったか。
= エヌシーでは、多くのIPアドレスを持ってサービスをしている。
そして、サービスをするにおいて、社会と共有する価値などは、財団だけでなく、IP単位でさまざまな方法と活動を
議論している。
会社次元だけでなく、IPレベルでも悩んでいる。
これらは特別な場所で伝えることができるよう、別の場を設けたい。
Q. ほとんどの第一世代MMORPGが、部分有料化政策に変わった。
「リネージュリマスター」も、部分有料化に変わる可能性があるか?
= ない。
「リネージュリマスター」は、既存の定額制を維持する。
私たちの自尊心の問題もあって、無料化になれば、経済のバランスを合わせるのがとても難しくなるからである。
Q. 古いグラフィックスと、リマスターグラフィックスを選択することができるか?
= グラフィックスの選択は、ならない。
すべて、「リマスター」のバージョンで一括適用される。
記事元:Inven
http://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=211203&site=lineage
No.7058